-VOL8-
今回は、出発前に必要な手続きのまとめのお話です。
出発前の手続きは思っているほど多くはありません。今回は、ホームスティや学校、ビザなどの手続き以外のお話です。日本を出発する前に行う必要のある手続きがいくつかあります。
歯の治療
現地での歯科治療(クリーニング含む)は、海外旅行保険も補償適応外となります。もし現地到着後、親知らずを急遽抜く必要があるなど。こうなった場合は高額+もちろん全額自己負担になります。そのためにもし虫歯がある方は必ず日本出発前に事前に日本で全て直してから出発しましょう。
クレジットカードの申請
現地到着してからの場合、通常日本でのクレジットカードは利用される方は多くありません。しかし、例えば旅行に行くと宿泊先のホテルなどでデポジット*1ととしてクレジットカードの番号を控えられたりする場合があります。日本のクレジットカードの引き落とし口座を現地口座に変えられますか?と質問をたまに頂く事もありますが、これはできません。日本のクレジットカードは日本の銀行や郵便局からの引き落としになります。ついでに、現地でクレジットカードを作れますか?というのも聞くことがありますが、現地ではクレジットカードは作れません。オーストラリアの場合、現地口座を開設するときに日本のデビットカード機能の付いたキャッシュカードが発行されますので、こちらを現地ではみなさん利用しています。クレジットカードはお仕事がある時でないと審査に通りにくいのでお仕事を辞められる前に取得されることをお勧めします。
*1:お預かり金
デビットカードの申請
日本のデビットカードの申請をお勧めします。しかも、日本国内だけでなく海外でも引き落としができるデビットカードです。有名なところは住信ネットバンキングでしょうか?私はネットバンキングのソニー銀行のソニーバンクウォレットを海外に行くときは必ず持ち歩いています。事前にレートのいい時に、換金も可能で現地到着にはデビットカードとして買い物はもちろん現金の引き出しも可能です。そして自分で現地の口座に振り込みすることも可能となります。なぜお勧めするかというと、もし仮にお金が足りなくなった場合など家族に振込みをしてもらえれば、すぐに引き出しすることも可能です。クレジットカードの場合は、人によっては使いすぎてしまうなど不安な方がいると思いますが、デビットカードの場合、口座にあるお金しか使えないので現地での生活費と親に負担してもらうという場合、仕送りのような感覚で毎月振込みしてもらった分だけ 使えるので親御さんも安心です。
ソニー銀行関連記事:留学・ワーキングホリデーの時にお金をどうやって持っていく?
日本の生命保険 医療保険に加入している場合
日本で生命保険や医療保険に加入されている場合は、私はそのまま払い続けることをお勧めします。というのが一度解約してしまうと日本帰国後の月々の支払金額が加入された時期によっては高くなる可能性があるからです。しかしこれは個々でかわってきますので、保険会社に確認しましょう。
携帯をどうするか
日本の携帯電話をどうするか。1年以上行く方は解約又は番号だけキープしていく方がほとんどです。最近はほとんどSIMロックを外すことが出来るので(購入から100日後以降)日本で使っている携帯を現地に持っていき、現地でSIMだけ購入して利用されています。解約する場合、日本では契約の縛りがあるので、ご自身の利用されているキャリア(携帯会社)に確認して、いつが解約無料の時期になるか確認をしましょう。
あるあるですが、出発前に新しい機種を購入してしまうと、100日経過していない為、SIMロックの解除が出来ないや、違約金が発生したりします。iPhoneの場合は、アップルストアなどで一括購入又は分割購入されることをお勧めします。アップルストアで購入された場合は、SIMロックが外れている携帯になるからです。
番号をキープする場合、キャリアによって1か月の料金が様々です。帰国してからも同じ番号を使いたい場合は、この番号保管を利用しましょう。
転出届を出す
1年以上海外に滞在される場合は、手続きが必ず必要になります。関連記事をご確認ください。
関連記事:留学・ワーキングホリデーで転出届の提出は必要なのか?
他に、荷物を準備したり ホームスティ先の家族にお土産を準備したりというのがあります。そして何より英語の勉強これはしっかり行ってから渡航されてくださいね。
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